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かくざとう を ひとつ

好きなものを好きなだけ。いっつふりーだむ。好きなものほど貶したい貶し愛がデフォ。

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予想に反して。


 遥かなる時空の中で6

歴代の作品と異なり、黒龍の神子様が主人公ということで、斬新。正直発売前は吉と凶とどっちに転ぶか分からない、っていうか寧ろ絶対こける。と思っていました心から。
だって5が5だったじゃない!ね!(いや個人的には5は好きなんですけれども福地とか福地とか福地とかが。)
ところが、ところが。蓋を開けてみれば何とやら。これがこう・・・・・面白いやん。となったわけで。正直驚いています。
1,2の時の不遇な黒龍の神子様の立場のあれこれについて、ああ、みんなこうだったのかなぁ、ってちょっと思いをはせたり。梓ちゃんがもう少しこころが弱ければ、たぶんああなっていたんだろうなぁ、と。まぁダリウス様はテロリストではありますが、世界を破壊したいわけではないのでまだましかもですけれど。
あと遥か従来の八葉とかそういうの全否定なのでそれはそれでおおう、となったりもしましましたが。個人的には全然おけー。面白い。あと今まであんまりいなかったキャラとかもいて、大変楽しい。
ただシステムというかストーリー運びは1,2の頃に戻した感があります。ラスボスは決まっていて、細かい流れとかが違うっていう。金太郎飴っちゃ飴ですけれど、まぁこれくらいなら全然許容よね!って感じです。そんなこんなで枝分かれ部分に力がちゃんと入っているからか、ストーリーが大変良かったかと・・・・。
いや直前にやったゲームが凄かった、というのとBGMがすごく好みだったせいですごいテンション上がったせいもあるかもですが。特に盛り上がるとこのBGMがすごく好きで、あれ、ちょっとぐっとくる、っていう驚き。





以下感想



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【共通】
ざっつ共通。千代ちゃんが可愛すぎてしんだ。別のルートでもなんですけれど、梓ちゃんに危機が迫って助けるのが男どもでなく千代ちゃん、ってあたりがいい。ぞくぞくした。
お別れがあっさりでちょっと切ないけれど、まぁいい感じ。

【るーどはーね】
どうせツンデレでしょうよ・・・・・と侮ってましたが。大変はなまるすぎて死にそう。年下しっかり者、小姑、っていう。たまらん可愛い。ワンドのエスト的な香りがします。
お料理のこととかで梓ちんがお礼を言うと、「礼など不要です」とかきつく言いながらも星がふたつくらい上がっているのがたまらなくきゅんきゅんする。ばか。すき。るーど君は、こう、恋ってわかる前のもやもやしている感じがとても好みです。
ほんとこのルートの魅力はダリウスさんが言っていたセリフにつきます。
そして立花さんは、言葉の溜めというか、「世話係ですので」の一言を何倍も美味しく仕上げてくれる本当に素敵な声優さんですね。
実は首領を継ぐのは彼だった、っていうのがなんていうかなんていうか。それでダリウスに盲信しちゃうのもまぁ仕方ないかなぁ・・・・と思えなくもないですね。
余談ですが5の福地さんと髪の色が一緒でちょっとそわそわした。首領の家系ということで、まさかあいつの家系か、とか。天の白虎ってだけでしょうか。
どうでもいいけれど、女装が美しいのはいいけれど喋ったらさすがにわかるやろ寧ろ気づいてください秋兵さん。

 

【九段さん】
正直不安だったんですけれども。だってちょっと天然だし浮いてるし。意外と意外と。いい子でした。子、っつっても19ダケドナー。
どこまでも公私の「私」がないひとです。熱血仕事人です。雰囲気柔らかくて追いつめられてないせいで分かりにくいけれど、ほんっと仕事馬鹿ですよね。基本的に。
あと好きなんでいいんですけれど、千代絡みイベントが多くて。九段も美人さんなので三人そろうと華やかで大変よかった。千代の初恋が九段だったとかだとちょっともえますね。でも一瞬でさめちゃったわ!ってからっと笑っていたらいいな。
頭いいくせに馬鹿で天然っていう、個人的には大変このみな構成で。ハラペコキャラと絵が下手な世間知らずってこれまたネタに事欠かないひとです。
ほんでもって梓といつの間にか夫婦みたいな空気だしているくせに告白していない、っていうあれがまた。いいですね。
でも現代に行ったらできれば言葉遣いは直してほしい。


【コハク】
俺の女神様なひとです。ええ。実にひとの懐に入るのがうまい、育った環境もあるでしょうけれど、あれはもう天性レベルですよ。
個人的にはルードと仲良くしているととてもうれしい。ほんとルードは世話焼きするのが好きなんだから!にこ!みたいな。
いや世話焼きルードは置いといてまさかの虎も結構可愛がってましたからねほんと。そういうとこすきです。
とても明るいくせに、話が思いのほかカウンセリング恋愛、っていうか神子がいないとこいつダメなんじゃね?っていうのが味わえる話でびっくりです。
頭の回転と注意力と観察力があるので、とても諦めと割り切りがいい印象でした。たぶん、このひとは何を無くしても生きていけるんじゃないかな?と思ってしまったけれど。神子様の為に時空超えちゃうくらいなので、神子様は大事だけれど、他は大事じゃないんだろうな。

 

【とら】
ある意味ツンデレじゃね?と思います。うーんぶっきらぼうデレ?
思っていたよりも大分厳しいひとでした。たぶん、歴代1、2を争う厳しさでは。2の敵スタートの連中もここまで手厳しくはなかったような・・・・。とか。
ただし経験則に裏打ちされた大人の正論なので、かなり説得力があるあたり素敵でした。中々厳しい人いなかったので楽しかったー。他のひとの甘やかしっぷりが目につくので、これくらいのひとがいていいバランサーでした。
で話なんですけれど、なんていうか、谷から突き落とされたけれど手を差し出してくれたから優しく見えた、みたいな、あれ優し・・・・い?みたいな。
結構がつっとくる人なので、ちょっと静か目だった卵焼きのイベントが大変印象的です。うん、あの絶妙な時期の絶妙な距離感の空気が嫌いでなかった。
そのあとはもう、虎様全開でもうある意味安定と信頼ですけれど。ほかのひとと違って何の不安もなかったあたりすごいなこのひと・・・・。ちょっと後半の医者のくだりとか駆け足気味でしたけれど、あんまり感傷とかそういうひとでもないので、あれくらいでちょうどよかったのかな?
存外EDが甘くてびっくりです。手をだす食うだの言っといて、案外きっちりまてが出来るあなたにびっくり。しかしこのひとの手を出す諸々のきわどい発言のせいでゲームの年齢制限上がってんじゃないか疑惑も。そういう意味でも今まで遥かにいないキャラだったので新鮮でした。


【村雨せんせい】
いろいろずるいなぁのひとことに尽きる。ずるい大人。
他のルートよりも神子→攻略対象がすごく強く出ていて、それがまずずるい。そして神子からの気持に気付く癖に、自分がどう思っているかは一切語らずに「勘違いだ」で片づけようとするあたりずるい。
ほんでもって、事故ちゅーだの元の世界にいただの元カノ(なのかは微妙だけれど、恐らく友人以上恋人未満ではなかろうか)だの、詰め込みすぎやろ村雨先生。
それでとどめは、プロポーズが小説だと?まじもうあんたさぁ・・・・・っていう。
ああ腹立つ。ときめいて腹立つ(笑
小説家、っていうだけで個人的にはしぬほど美味しいのに。ましてさ、それで小説に出てくる風なことしてごらんよ。まじはらたつ。
多少にんげんに絶望した人生経験つんだおとなのおとこと、幼くてきらきらしている女の子、っていうのは、なんていうかもうロマンですよね。またむらさめせんせが現代人のくせに異様に大正ロマン漂わせるからさぁ・・・。


【しゅうへいさん】
隊長が年下の副隊長で、器用かつ賢いひと。家族関係から人間関係を諦めて、自分のことはわりとどうでもいいし、ちょっと感傷的・・・・という、立ち位置が死ぬほどこのみなはずなのに、なぜか興味がわかないひとです。
台詞も気障ったらしくていいし、梓たんが無自覚おせおせで面白い。気障×無自覚小悪魔もえ。ただし、しゅーへーさんの話の根幹が「家族」という位置づけにあり、恋愛はぶっちゃけ二の次なんですよね。そこも多分話がちゃんとしてるいいところなんだけれど、あんまり家族に興味が・・・・。
そして今更お父さんにも悲しい理由が・・・・ってちらみせされても・・・・。うん・・・・。いいんだけどね。
好きだったのは、神子に好きだ、っていうけれど彼女に甘えているだけなのだろうか、って葛藤するとこ。あんまり重要じゃなかったみたいで結構あっさり流されていたけれど、ああいう自分の小狡さに自覚的なひとってすきです。器用貧乏っぽくて。


【有馬さん】
すごい体育会系。さわやかでした。なんていうか、もどっかしい感じがすごいよかった。ときめく。
彼の「高塚」よびがすごい思いのほかかっこいい。でももっとメインっぽい話かなぁ、とおもっていたので、やや意外な展開だったかも。
まわりも本人もお互いのこと意識しているの気付いているのに、相手の気持だけは延々と気づいていないっていうのがまた。
あの、邪神から高塚を取り戻す!って言ってるところが潔くてよい。すごく。


【ダリウス】
さみしんぼーいだったという衝撃。ルートに入るまでなんとなく不気味で怖ぇええと思ってたんですけれど、蓋を開けたらただのさみしがりや、っていう。
神子を閉じ込めた時も、何考えてんだかわかんない顔して対応してたから分からなかったけれど、実は怒っていただけ。邸を抜け出したあとも、何でもない顔して冷たくしてたのは実は怒ってたらしい。
神子が「仲直りしよう」って言った後のテンションの直り方が半端なくて、「あ、怒って拗ねて落ち込んでいたんだな、他のルートでも」というのがとてもよくわかりました。そのギャップでちょっときゅんきゅんしたという。そう好きでもなかったけれど、なんか、すごい、こう好きになった。
仮面出てこなかったらどうしようかと思ったけれど、ちゃんと出てきて安心しました。仮面付けてるときのむらけんのトーンが好きです。
最後、望まずしてラスボスになるっていう展開むねあつでよかったんですけれど、そのあと一年眠ったままって必要だった・・・?とこっそり思った。でもまぁドラマチック必要だもんね!
なんかダリウスさんのルートをやりながらルードを進めるとすごい神子のセリフに矛盾を感じるけれど、見ないことにする・・・・。
あとダリウスさんぎりぎりまで進めて有馬さんやると、なんか、すごい罪悪感が・・・・。あ、これ何考えていってんのかなぁ、とか思うとやるせない。

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