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かくざとう を ひとつ

好きなものを好きなだけ。いっつふりーだむ。好きなものほど貶したい貶し愛がデフォ。

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ほんのーじのへん


最近やたらと本能寺の変にご縁がある気がする。
たまたまだけれど、本能寺関連を最近いろいろ見てたので、あ、本能寺先輩どうも!ごぶさたしてます!みたいな気持ち。

そんなわけで、下天の華やりました。
ひとことでいうと、めっっっちゃ楽しかったです。
歴史ものやると、あれ?この時点だとこういう名前でないのでは……?とかこの言動おかしくない??とか若干気になったりもしたりもするけど、そういうこと忘れて楽しめるようになったら本当にたのしい。

前知識まるでなしでやったから、最初いきなり変身シーンはいって「!?!?」ってなったし、罪の華、っていう響きにたいへん慄いたのもいい思い出……今じゃ罪の華えんど最高だわもっとやれ、と思っています。台詞が思わせぶりなとこ多くておおう、ってなったりもしました。これCEROいくつよ……?(まぁ大体にいさまのせいな気もするけれど)

自分の中では信長様=強引系イケメン、光秀=お色気、秀吉=包容力、家康=可愛い、蘭丸=青春、師匠=父性、信行=カウンセリング恋愛()ってかんじ。
キャラですきなのは多分兄さまかな……。でも兄さまは単体ですき、っていうよりほたるちゃんとセットですき、って感じなので、キャラで一番というともしかしたら家康様かもしらん……。かわいかった。
基本的にどのルートでもほたるちゃんがすっごい健気ですっごい可愛くてすっごい美人でどきどきした。きれいで強くてかわいくて心清いってどんだけハイスペックなのか……まじめすぎるのがたまにきずだけど、それもまた可愛いわけで。なにこのハイスペック……こんなん惚れるにきまってる……。って毎回思ってた。
特に師匠へのあの健気でなんなんだ?え??逆に師匠よく平気だったね????ってなるくらいに健気でかわいかった。





以下ねたばれふくむ個別ルート感想。前半。

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【にいさま】
のじけんのいやらしい声につい惹かれて最初にやってしまったにいさま。もう登場早々から言い回しがいやらしくて「わぁ」って気持ちになりましたマジ笑顔。なんとなく私の中ではあにさまと呼んでます閑話休題。

にいさまの好きなとこは頭いい系なくせに、ひとを信じるとか信じないとか、話がそこに終始するとこかなぁ。あと、いやらしいのとこどもっぽいののはざまをさまようところ。流し目とかの立ち絵にまざって迷子みたいなへちょ、って顔の立ち絵があるのほんとすき。
信長様が大好きすぎて悪役をひきうける、って正直あたまいいのか悪いのかよくわかんないな、って気はすごくするんだけど。
それをやっても信長様に疑われない自信があるのか、それとも、結局成果をあげればいいだろう、ってそういう発想なのかつかみかねる。
正直本人的には後者な気がするんだけど、心の底では前者な気がするんだよね。
なんかそういう、ちょこっと矛盾しているところがすき。矛盾っていうか、素直じゃないんだろうね……。
素直じゃなくて、めんどくさがりで、意地が悪いくせに、真っ向から押されると意外に弱かったりして。そういうとこ嫌いじゃないです。

私としてはあにさまについては何がいい、って。忍びと主、見せかけのきょうだい、ってそのふたつですよ。
最初からほたるちゃんの正体を知っているから、桔梗姫じゃなくてほたるちゃんとしてみてる、ってめっちゃおいしい。内心、他の男となかよくしているのを見て、「彼女の正体も知りもしないくせに」とかちょっと優越感にひたってたら最高だと思う。
でもにいさまの性格的に、たとえばほかの誰かの忍びだったとして、忍びっていうのを暴くとこからスタートさせるとめっちゃ大変そうだからこれでよかったと思う……。
だからぶっちゃけ話的にアドバンテージじゃなくて、スタートラインがほかのひとと同じになった程度だよね……。そんなとこもいい。
それに表向ききょうだいですよ??話すすんだ時に、まわりから「あのごきょうだい雰囲気がとても艶やかだわ」とか冗談半分で噂されててほしいし、ほかの男性が桔梗姫に言い寄ってるとヤバい目つきでにらんでほしい。「私は桔梗の兄ですから」とかいいつつ肉親の恋人候補をけん制する目でなく、男をけん制する目だとめっちゃいい。そしてそれに無自覚であってほしい。
たしかに兄様の話のほたるちゃんに心許す過程とか、はじめて主従だとか利害だとかそんなんじゃなくて、ただ「人」を「人」として信じたい。っていう芽生えはおいしいとは思うけど、正直そこよりそのきょうだいの派生サブを考えたほうが楽しいので、つまり私は「光秀」というキャラがすきというよりも、「ほたるちゃんの兄のフリを面白おかしくやっている兄さま」がすきらしい。
でも私がにいさまをおちょくりたい(すきな)ポイントは、ゆめあかりでかんべーさんが全部言ってくれたけどね!!

あと何をおいても外せないのはつみのはなですよね……。
私つみのはなはにいさまが一番すきですわ……。あれはお市の方を意図的にやってるイメージかな……。奪いかえす前提で嫁がせるんだぜ……。
最高じゃない?ほかの男に嫁がせるけど結局きみは僕のもの、みたいなそういうあれ……。
すごい最低な言い方すると、嫁がせる前は「君の主のことを覚えていられるようによくよく刻み付けてあげる」とか言って抱いてさ、戻ってきたら「あの男はどんな風に君を抱いたの?」とかいうんだろ…………すき。
そのへん書こうかと本気で思ったくらいによかった………。病んでてよかった。最高だった。

……これだけ書いたのに、にいさまのストーリーには全然ふれてない、っていう残念なあれ。
でもみつひでくらい拗らせてて面倒でひねくれてて面倒な(二回目)男は、ほたるちゃんくらい母性が強くて優しくて芯がつよくてあと生真面目なくらいでちょうどいいのかもしれない。
結構正反対っぽいけど、それがいいんだろうな、と思います。


【家康さま】
可愛かったです。ほんっとに。可愛かった。
徳川家康っていうと大体食わせ物のたぬきが多い印象だけど、ぴゅあっぴゅあでどうしようとか思った。可愛い。
あのおびえた感じとか、「ことりさん」とかいうのがほんっとに可愛い。可愛いしか言ってないけどかわいい。

家康ルートはあれです、警戒心のつよいうさぎさんが段々慣れてくれる過程みたいな感じでした。だいたいあってると思う。
あんな感じでたぶん一番体格がよさげなとことか最高じゃない??最高です。
なんかもう家康自身も優しいし、ほたるちゃんも優しいし、家臣団の皆様も優しいし、なんだこの優しい穏やかな世界は、っていう気持ちで胸が一杯。何度「やべぇ…‥家臣団にまざってふたりを見守りたい……」と思ったことか。絶対あるでしょ?家康さまと桔梗姫を見守るかい、みたいなの。

基本的に家康さんって、他者を傷つけることを決して良しとしない、ほんと根っからの善人で。ほたるちゃんの性格的には一番お似合いなのでは?とさえ思っている。ほたるちゃんの価値観において「他者へ寛容で優しく、誠実である」ということはかなり大切なようなので、そこに一番合致しているのではないかとほんとに思うんだ。
すごく家康さんの存在、というかあの優しさはほたるちゃんを救ったし、ほたるちゃんの真っ直ぐさは家康さんを救った。っていうのが伝わりすぎて尊いのです。
その反面、だからこそ、ほたるちゃんが忍びで、ひとを殺そうとしていた、っていうところにすごい引き裂かれてしまうわけですが。優しくて穏やかなふたりだったからこそ、見ててちょっとつらくなった……。
あの家康様が他人を傷つける言葉をはくとか……ひえ。
それでもほたるちゃんの見せた優しさを信じてくれる、信じたい、ってなった時はちょっとむねあつだったです。すごい胸がふるえた。
しあわせになれよ……っ!とこころの底から思う。

というわけで罪の華エンドがはちゃめちゃ辛かった……
どうしようかと思った。他人を傷つけることを良しとしないひとに毒を作らせてしまうほど、ある意味では深く思われているともいえる……。
彼女の命をうばう、という決断を彼がくだした段階で、彼の何かは死んでしまったわけで。それは子供のころに負った傷とはまた違った意味で決定的なもの。
こどものころの傷はトラウマとして残ったけど、この決断は、ひととして大事なものをころす。
結局ころせなくて先延ばしにしたけれど、きっと彼女の存在は彼の心を苛み続けて傷つけ続けて、それでも好きだから手放せなくて。
そして記憶を取り戻して彼女を殺したときに、毒を作ったことでころしたなにかを永久にふうじこめるんだと思う。
そんな辛い気持ちになったから、おいしかったけど、ほんとふたりには幸せになってほしいんです……。


【おらん】
はちゃめちゃ甘酸っぱかった。青い春なにおいしかしない。あとちょろかった。
なんかもーーーーーべただけどさわやかで甘酸っぱいあの感じーーーーーどうしてくれるーーーー。
買い物するとことかべたで最高おぶ最高です。あのかんざし選ぶくだり、姫様のもんぺすぎて笑ったわ。お蘭君のそういうとこ、いいとおもう。でも君いいの?これまだ2話だよ??いいの??そんなんで持つ大丈夫??とか無駄に心配になるほどあっさり姫様親衛隊でした。
まぁその買い物の店のひととかもろもろ含めて、お蘭のルートはほんと外野がいい仕事しすぎてとても楽しかったです……。とくに秀吉と信長様。
あと姫様にちょろく落ちたぶん、姫様好き好き!オーラ半端なくて、珍しく姫様のほうが照れたり困惑したりしててそこも可愛らしくて素敵です。

ノーマルエンドもとてもさわやかで、唯一告白未遂な感じがつよい。でもノーマルで終わるときれいな初恋の思い出にできあがりそうなので、これはこれで幸せだったんじゃないかなぁ、とも思います。
大好きな姫様がしのびって知らないほうが蘭は幸せなのでは……とちょっと思ったりもしたけれど、いやでも蘭君はつよかった。
あの蘭君の怒涛のイケメンっぷりたらあれですよね……ちょっと感動した。
エンディングまでの過程ですごい胸がふるえたのは、蘭と家康様だったかなぁ……。裏切られた信頼に悩みつつも、信じよう、ってたちあがるところがすごいいいとおもうのです。
蘭に関しては信長様があそこで演技してくれなかったら盛り上がらないストーリーだったのでほんと信長様ありがとう。わたしも一瞬信じた。
でも最後の方「心を注ぐ女性」って連呼するのやめない???当事者ふたりは気にもしてないけど、めっちゃ見てて照れるんだけど。

まぁそんなわけでお蘭もひっじょうに罪の華えんど辛かったですわ……。
ていうか、「お前が」っていう蘭の目のアップのやつあれは軽くホラーでは……?
あそこで殺せちゃうのが家康様とちがうお蘭の強さと弱さですよね……。
でも実際の行動とかもろもろから考えて、もう蘭のなかでは許す許さないの世界にすらいれられない彼女を、それでも恋してしまった気持ちが、いろいろなものが捨てられなくて。殺してしまうのはやっぱり弱さなのかな、って思う。
切り捨てたらよかっただけだから。切り捨てて、忘れればいい。
それはできなかったんだろうなぁ、とか思うと切ないし。あんな女性と触れ合うことを極度に段取りが、とかおかたい蘭君があそこで死別の口づけをしてたのもなんとなくつらい。
彼女のことは彼の中ですべてがすべて超法規的すぎたんだろうな……。その後いたましい顔をしてお沙汰を待つ蘭を、どんな気持ちで信長様は見るのだろうか……なんて思ってしまう。
まじめで堅物で奥手な蘭とほたちゃんはかなりお似合いだと思います心から……。

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