かくざとう を ひとつ
好きなものを好きなだけ。いっつふりーだむ。好きなものほど貶したい貶し愛がデフォ。
エゴとエゴのシーソーゲーム
じゃなかったっけ。
恋なんて~♪みたいな。誰のうただったかなぁ…?
続研修です。
次回からブライダルです念願の。ホント自分のあらゆる無能さと、ある意味プライベートでの凄まじい弱点を発見してしまった研修前半でした。つまり営業研修は乗り切った。
でもなんかもー、
ほんと、もうヤダ。
いまそれここで悩むこと違う、みたいな。死ねばいいのにね!ほんとに!!
あはは!!
いいんだもう、
どうせ研修終わったし会わないし、からかわれてるなんて気にしたら負けだ。うん。
とりあえずいきとかえりの電車でぽちぽちしてた望ハムだけ投下しようと思います!
えいや!!
エストを無事に運んできたので、そのうちワンドもやりたいなぁ…
にしても、
やっぱりちょっと鈍ってる……(´・ω・`)
恋なんて~♪みたいな。誰のうただったかなぁ…?
続研修です。
次回からブライダルです念願の。ホント自分のあらゆる無能さと、ある意味プライベートでの凄まじい弱点を発見してしまった研修前半でした。つまり営業研修は乗り切った。
でもなんかもー、
ほんと、もうヤダ。
いまそれここで悩むこと違う、みたいな。死ねばいいのにね!ほんとに!!
あはは!!
いいんだもう、
どうせ研修終わったし会わないし、からかわれてるなんて気にしたら負けだ。うん。
とりあえずいきとかえりの電車でぽちぽちしてた望ハムだけ投下しようと思います!
えいや!!
エストを無事に運んできたので、そのうちワンドもやりたいなぁ…
にしても、
やっぱりちょっと鈍ってる……(´・ω・`)
かちり、と時計のおと、がきこえた。そんなものは実際にはなく、誰の耳にも聞こえない。けれど確かに彼女の耳にはとどく。強いて言うならば、世界を返すまぼろしのおと。
それはいつものものだけれど、いつもとちがう。だから。彼女は静かにからだをおこし、当然のように、微笑む。
視線の先のひとかげは、どこかぼやけた輪郭の表情を浮かべていた。
「これは、夢?」
「‥‥そう、夢だよ」
断定にゆるぎはないけれど、ゆるりと瞬く刹那に。苦痛に耐えるさまが。泡のように、浮かんできえるのを、みた。
「りょうじ」
うすい口唇が、名前をよぶ。誘われるままに彼が伸ばした腕におさまると、静かに目をとざす。抱きしめるよりもすがるような腕の強さがあまりに彼らしい。無言でただ、『夢』の体温をたしかめる。
「げんじつの、きみは、」
僕をおそれるのかな。
僕を、拒むのかな。
背中に回るうでがふるり、と震えるのをしっている。おそれるの、と問い掛けるほうが怯え、問われるほうが平然とする。変な話、と胸中で秘めやかに笑う彼女は、猫のように瞳を細めてかれをみあげた。
「おそろしくなんて、ないわ。だって、あやときだもの」
ことん、と傾げた首がかれの胸にふれる。とくんとくんと聞こえる律動は、やはりまぼろしだろうか。ふれた拍子にひとつ大きく鼓動がはねたのは、かれのか、あるいは、彼女自身か。
「ぼくは、」
さながら消え入りそうな温度は、まさしく夢の音色。耳をそばだてる彼女は、ただ、それを甘受する。
ぼくは、おそろしいよ。
ぼくはぼくじしんが、おそろしい。
そういって優しい終焉は泣くようにわらう。確かに彼は死そのものだ。むごくてやさしい。平等にふりそそぐおわりは、だからこそ慈悲深くある。
そして、実際にそうなのだろうと、予感がしていた。きっとわたしのおわりはかれなのだろう。
あまりにも自然に、すとんと胸に落ちる事実をかみしめてなお、否、だからこそ、おもう。
「綾時」
「なんだい」
「わたし、あなたが好きよ」
だいすきよ。口にだして呟くことばは彼女の答え。
『夢』の中でしか会えなくなってしまったかれを抱きしめる。このまま目覚めなくてもいいかもしれない、そう、思う程度には。ありはしないし決してそんなこと、させはしないけれど。それでも、願わずにいられない。
叶わない願いのかわりに、ちいさなちいさな決意を、胸にきざむ。
かならず言わなくちゃ。どんなかたちのかれと再会しても。現実の、かれに。
わたしは、
あなたがこわくないわ、って。
いつでも、どこでも、何度だって。
それはいつものものだけれど、いつもとちがう。だから。彼女は静かにからだをおこし、当然のように、微笑む。
視線の先のひとかげは、どこかぼやけた輪郭の表情を浮かべていた。
「これは、夢?」
「‥‥そう、夢だよ」
断定にゆるぎはないけれど、ゆるりと瞬く刹那に。苦痛に耐えるさまが。泡のように、浮かんできえるのを、みた。
「りょうじ」
うすい口唇が、名前をよぶ。誘われるままに彼が伸ばした腕におさまると、静かに目をとざす。抱きしめるよりもすがるような腕の強さがあまりに彼らしい。無言でただ、『夢』の体温をたしかめる。
「げんじつの、きみは、」
僕をおそれるのかな。
僕を、拒むのかな。
背中に回るうでがふるり、と震えるのをしっている。おそれるの、と問い掛けるほうが怯え、問われるほうが平然とする。変な話、と胸中で秘めやかに笑う彼女は、猫のように瞳を細めてかれをみあげた。
「おそろしくなんて、ないわ。だって、あやときだもの」
ことん、と傾げた首がかれの胸にふれる。とくんとくんと聞こえる律動は、やはりまぼろしだろうか。ふれた拍子にひとつ大きく鼓動がはねたのは、かれのか、あるいは、彼女自身か。
「ぼくは、」
さながら消え入りそうな温度は、まさしく夢の音色。耳をそばだてる彼女は、ただ、それを甘受する。
ぼくは、おそろしいよ。
ぼくはぼくじしんが、おそろしい。
そういって優しい終焉は泣くようにわらう。確かに彼は死そのものだ。むごくてやさしい。平等にふりそそぐおわりは、だからこそ慈悲深くある。
そして、実際にそうなのだろうと、予感がしていた。きっとわたしのおわりはかれなのだろう。
あまりにも自然に、すとんと胸に落ちる事実をかみしめてなお、否、だからこそ、おもう。
「綾時」
「なんだい」
「わたし、あなたが好きよ」
だいすきよ。口にだして呟くことばは彼女の答え。
『夢』の中でしか会えなくなってしまったかれを抱きしめる。このまま目覚めなくてもいいかもしれない、そう、思う程度には。ありはしないし決してそんなこと、させはしないけれど。それでも、願わずにいられない。
叶わない願いのかわりに、ちいさなちいさな決意を、胸にきざむ。
かならず言わなくちゃ。どんなかたちのかれと再会しても。現実の、かれに。
わたしは、
あなたがこわくないわ、って。
いつでも、どこでも、何度だって。
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