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かくざとう を ひとつ

好きなものを好きなだけ。いっつふりーだむ。好きなものほど貶したい貶し愛がデフォ。

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恋ヒゾ積モリテ淵ト成リヌル

どうでもいいんですが、華ヤカEDの入り方が好きです。
曲もめっちゃいいし。
なんかこう、盛上がるよね!!
テンション超あがる!!

進と雅がたしか入りいいなぁ、と思ったような。

といいつつ次男小ネタ。
上のふたりの、「お願いだからそんなん思春期にすませておいてしっかりしろ三十代!!」って感じがすごくすき。
……まぁ、全員に言えますけど。

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恋などくだらない。
いつか読んだ童話では、どこぞの王子は眠れる憐れな姫に一目で「恋」に墜ちた。
その童話に思うところはあれど、王子のその思考を嗚呼なんと愚かなことかと子供の己は思ったのだ。そう、確かに、思った。
けれど、同時に。
心のどこかで、どこか、隅の本当に、片隅に、ではあれど、

「いさ、みさま?」

とりとめもないことを考えていたら、黒いまつげがふるりとふるえ、焦点の合わない瞳がまたたく。
雪のように蒼白なはだが、ひどく痛々しい。名の通り春の日のような桜色をしていたはず、だというに。かすかに伸ばされた指先をつかむ。そして初めて、震えているのは己の手だと気付くのだ。

はる…

呼ぶ声は、まるで祈るようだと自嘲する。
白雪のはだを持つ姫。どうか目をさましておくれ、と乞うた王子を最早彼には嘲笑うことはできない。愚かなのは、彼も同じ。

……そう、愚かだと、思い否定しながらも、心のどこか、隅の、本当に片隅で、それを求めていた。
ずっと、ずっと。

恋を、そして、なにより、恋いしたう、君を。ただ、君を。

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